北里大学名誉教授の大村智さんがノーベル賞を受賞した!!
ノーベル医学・生理学賞に、北里大学名誉教授の大村智さんがさんが選ばれました
2012年には文化功労者に選ばれ、2014年にはガードナー国際保健賞を受賞しています
日本のノーベル賞は昨年の赤崎勇、天野浩、中村修二の3氏続き2年連続の受賞という快挙を成し遂げた
寄生虫薬開発に大きく貢献した
受賞理由は寄生虫やマラリアなどに関する研究
大村氏は、抗寄生虫薬「イベルメクチン」のもとになる物質を発見
寄生虫を原因とするアフリカの感染症治療に大きな効果を挙げた薬剤「イベルメクチン」
本人も受賞には驚きだったみたい
まさかノーベル賞という結果になるとは思わなかった
「電話があって驚いた。私が考えたのではなく、微生物の力を借りているだけで、こんな賞を頂いていいのかな」と語った
「私はラッキーだったのかもしれない。とても幸せな日」と話した
急な話で、まだ気持ちが整理されていない
微生物の魅力に魅せられ研究を続けた
山梨大でワイン醸造の研究に取り組み、微生物の魅力に引き込まれた
研究員とポリ袋やスプーンを持ち歩いて、各地の土を集め、培養して有望な菌を探し出す、地道な作業を続けた
泥臭い仕事であってもこつこつと細菌を見つける仕事に精進してきたことを認めていただいたと思う
現在は北里大学特別栄誉教授を務めています
そんな大村さんはなかなかの異色の経歴の持ち主
元高校教師
東京都立墨田工業高校定時制の教師として5年間勤めた
都内の夜間高校で教べんを執りながら大学院に通って、化学を学んだ苦労人
定時制高校の教師から研究者に転じた異色の経歴です
高校時代には国体にも出場した
高校時代に国体の出場経験を持つスポーツマン
サッカーや卓球などスポーツが好きで、高校2年のときからスキーに夢中
大学1年のときスキーの名手で知られた横山隆策氏に入門
美術愛好家としても知られ、私財を投じて美術館も設立 韮崎大村美術館
現役の研究者でありながら、美術愛好家としても知られています
理系の研究者というイメージからすると少し意外だが、美術に造詣が深く、コレクターとして多数の作品を蒐集してきた
収集してきた絵画や陶磁器などを集めた美術館を平成19年に設立
2007年には、故郷である山梨県韮崎市にコレクションを新築の美術館ごと寄付。購入費だけで総額5億円にのぼりますが、故郷への恩返しであり「若い人たちへの投資でもある」と語っています
さらに温泉まで作ってしまった
美術館の創設に関わり、近くには日帰り温泉まで作ってしまった
村の人たちが井戸端会議をする場所が少なくなったから作ろうか、それなら風呂もあるといいという話になった
地元に恩返しと私財を投じて開湯した温泉施設で利益を追求していない
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